残念な人の仕事の習慣 (アスコムBOOKS)
- 作者: 山崎将志
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2010/09/20
- メディア: 新書
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これは良本にあたってしまったにゃ。なんたって、残念な人に当てはまることが多すぎて胸が痛い。やる気はあるんだけど、結果がでない、そんな残念な仕事が身についてしまっている人たちに送られる本。
まず、最初の前書きで耳が痛い。「残念な人は仮説検証で間違える」とある。やる気があり、それなりに勉強もできるはずであるのになにか一つ足りないがゆえに残念な人にとどまってしまう。それは、物事を考える・行動するに当たっておこなう「仮説と検証」なんだそうな。努力を成果に結び付けるにはこの仮説検証をしっかりと固める必要がある、というのが本書の見解。
そこから始まり、耳に刺さりまくる残念な人の例がたくさんでてくる。と同時に、残念ではない企業の例もたくさんとりあげており、自分の仕事のあり方について今一度学ぶことができた。
以下耳痛メモ
- 金曜日の夜の迷惑なメール。⇒ 遣り残した仕事を他の人に押し付けて、自分はすっきりと週末を迎えるかたちになる
- 残業をせずに早く帰る ⇒ その時間を使っていったい何をやりたいのか、明確な意思をもつ必要がある
- ホワイトカラーの標準化 ⇒ 誰がやっても同じ結果がでるようにおこなわれている現代の会社で、自分だけの特性「差別化」が必要
- 自分への問いかけ「1年前と違う仕事をしていますか」「10年後この仕事をしていてなにか変わりますか」
- 仕事と遊びのバランス感覚が必要