日本はこれからよくなってくる気がする

いやー、アジア杯は面白かった。実はワールドカップはちゃんと見ていなくて、日本代表の試合をみるのは久しぶりなんだけど、素人目で昔の日本代表よりも面白い試合をするようになったと思う。その理由は本田や香川といった、世界に通用する個人技ができる選手が日本に増えて、数年前まで慢性的に言われてきた決定力不足という症状が解消できたのがひとつだと思う。

サッカーに限らず、フィギュアスケートやゴルフなど、ストイックに技を磨いて世界レベルに達している日本人の活躍を耳にする。その人たちはたいてい20代前後ではないか。

20代は大体バブル後の成長が止まり停滞している時代の中で育ってきたものたちである。古き栄光を引きずり、後ろを見て既得権益を守り続けようとしている大人たちを尻目に、停滞状態が自然であり、その中でいかに抜きん出るかを考えてきた者たちの花が開花しているのではないかと私は予想している。

日本は確かに暗い材料が多い。解決すべき課題が山積している。しかし、これから、時代が進むにつれ個人技を磨いた若者がどんどん日本を引っ張っていくのではないか、少々楽観的ながら最近そんな予想をたてていたりしている。

そんな時代になってから、オンライン・オフラインで足を引っ張り合っているおっさんは確実に老害となるだろう。そうならぬように、まだまだこれから自分を磨いていきたいと思う所存である。