2013年上半期 ベスト・ワースト3
今年は映画をみるぞ!ということで上半期で34本観ています(+アルゴ・桐島)。年もとってきて、時間の分配が重要になってくるこのごろなのですが、週一でみてやろうという目標は達成できそうです。
リストは最後に書きますが、そのなかでよかったもの、悪かったものそれぞれ3つずつ選んで理由を書いていきたいと思います。
よかったもの3位:TED
クマのぬいぐるみに命がやどり、時がたって親父化したという話。ストーリーの展開はいたってオーソドックスなものになるかもしれないが、それに上乗せされた熊のぬいぐるみの悪ふざけっぷり、毒舌ぶりがとてもプラスになっています。これはおそらくアメリカ独特のコメディのスタイルになるかと思うのですが、比較的日本人にも受け入れやすいギャグだったのではないかと思います。
よかったもの2位:クロユリ団地
ホラー映画的なものはなかったと思いますが、この映画で描かれていた人間の心にある、あくまで主観的な「悔やみ」「自己嫌悪」を見事に描ききった映画だと思っています。みていて、すごく自分の中にも思い返されるところがあると共感をしまくりました。加えて主人公の前田あっちゃんの演技がとてもすばらしかった。もともと影のあるアイドルなイメージがあったので、その影感がとても生きた配役だと思いました。
よかったもの1位:シュガー・ラッシュ
脚本の練り込みがとてもうまくできていると思いました。ちらっとでてきた役柄や、アイテムが実はのちのち大きな役割を果たしていく。最初から最後まで一貫してつながっているストーリー自体に感動を覚えます。それにあわせて、2人の主人公のバディ感の心地よさ、困難を乗り越えることでの成長、すべてにおいて完璧な作品に仕上がりきっているかと思いました。
悪かったものいく前に特別賞的なものをひとつあげさせてください。
HK/変態仮面
小学生的下ネタをはずかしもなく実写かしたことにまず乾杯。さらに原作をものすごく忠実に描ききって、動画にすることで得られる面白さを十二分に引き出している作品だと思います。ストーリーはつっこみどころがあるものの、それを吹き飛ばすほどのインパクトがある作品だと思いました。
さて、ここから悪かったものです。
悪かったもの3位:探偵はBARにいる2
真犯人ではなく、ミスリード要因としておかれる人やグループがいるのですが、彼らのやっていることが、真犯人レベルに悪いことなのでわけがわからなくなります。それが良心からくるものとして描かれているので気分が悪かったです。
悪かったもの2位:奇跡のリンゴ
感動する人がいるのはわかるのですが、私としてはあまりにも嫌いな表現方法が多かったので、いやでした。特に周りの村人の対応。主人公たちが本当にピンチのときに助けずに、ちょっと調子がよくなってきたら手を差し伸べる。人のつながりの大切さをテーマにして書いている作品として、この表現は首を傾げたくなりました。こんな感じで気に障る表現が多かったので、ストーリーに感動したいのにノイズとなってしまってとても残念でした。
悪かったもの1位:俺俺
意味不明の一言です。予告編とか結構期待していたのですが、作者の脳内で完結しているストーリーなのか、普通に見ただけでは荒唐無稽で、なにがなんだかわかりませんでした。なにかよいメッセージを伝えようとしているのは伝わったのですが、頭の中が「??」でいっぱいのストーリーの流れでは受け止めることができませんです。
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