Creature Comforts

慢性的中二病

バイオハザード ダムネーション (ネタばれします。)

東欧の小国・東スラブ共和国で生物兵器「B.O.W.」が実戦に投入されたという情報を得て、米国大統領直属エージェントのレオン・S・ケネディは東スラブ共和国に単独潜入する。この国では反政府軍による独立運動が起こり、内戦状態となっていた。そんな中、政府事情により米国は東スラブ共和国から撤退を決める。レオンにも撤退命令が下されるが、命令に反しレオンは一人同国に残る事に。しかし戦場で反政府勢力に拉致されてしまう…。

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD21588/index.html

リッカー、かわいいよリッカー。あのグロいフォルムがどうにもかわいく思えてしょうがなってしまうという病にかかってしまったようです。

このバイオハザード・ダムネーションはご存知カプコンが生んだ超人気ゲームから派生したバイオハザードのCG映画版になります。今日CGで作られる映画は増えていますが、この映画はとても描写がリアルで、人間がやっているのと見間違えるほどです。人間の役者がいらなくなってしまうではないか。

難点はCGを見せようと思っているのか、主人公視点と思われるカットが結構入っていたけど、それはあまりいらないなーって感じたのと、走り方がゲームのようなモーションに見えてしまうのが違和感がありました。

でも関係なく、全体的にはとても綺麗なCG、アクションのハラハラさを持続させていて、こうしたCG映画は3G映画にとてもマッチするなーと思いました。

で、ストーリーも期待以上でした。バイオシリーズではおなじみのゾンビを、キナ臭い国際問題と混ぜ合わせて、隠し兵器としての物語のすすめかたが素晴らしいし、そうした兵器があったらこうした問題が起きるだろうなーと思わせるリアル感がありました。

さぁ、そしてリッカーですよ。生物兵器を操作させてゲームでは超トラウマな敵が味方として共闘するシーンは感慨深いものがありました。冒頭でも書きましたがかわいく思えてきましたよっと。

こうしたCG映画も描写やストーリーがしっかりしていると、ぜんぜん有りだなと思いました。今後にも期待したいと思います。